風しんの症状
・ | 風しんは、比較的軽症のウイルス性発しん性疾患です。しかし妊婦が妊娠初期に感染し、胎児が胎盤をへて感染すると、難聴、白内障、心奇形などの障害(先天性風しん症候群)を起こすことがあります。 | |
・ | 潜伏期間は14〜21日で、発熱、発しん、リンパ節腫脹が主な症状です。多くの場合、紅くて小さく皮膚面より隆起した発しんが顔や耳の後ろから始まり、体幹や四肢へと広がります。発しんは3日前後で消失します。 | |
・ | 発しんの出現する前後約1週間が最も感染させやすいとされています。 | |
・ | 特異的治療法はなく対症療法となりますが、予防のための弱毒生ワクチンが実用化され、広く使用されています。 |
予防対策
・ | 1歳を過ぎたら早めに医療機関を受診し、予防接種を受けましょう。 | |
・ | 風しんにかかったことがなく、かつ風しんワクチン未接種の女性は、妊娠前にワクチン接種を受けましょう(⇒公費助成について)。なお、接種後3ヶ月間は避妊が必要です。 | |
・ | 症状が出てきたら早めに医療機関で診察を受けて下さい。 |
参考: | 栃木県感染症情報センター |